しし座流星群★流れ星撮影ショット!観測テクニック!披露

2001年の獅子座流星群
(出典:国立博物館-宇宙の質問箱★拡大画像

2014年の11月10日~11月25日まで「しし座流星群」が出現します。

私達にとって最も記憶に残っているのが2001年のしし座流星群ではないでしょうか?筆者も高原のキャンプ上でその時の「流星雨」をずーっと眺めていました。本当に素晴らしい流星でした。

2001年のしし座流星群を見て感動する少年

今回のしし座流星群は2001年ほどではないですし、月(下弦の月)もそこそこ「明るい」ため観測もベストとは言いがたい状況です。

でも、見なきゃ損っ!

ということで今回は「2014年しし座流星群の観測方法」を紹介いたします。

内容は次の3点。

  • 観測する方角と場所
  • 見頃の時間帯
  • 写真撮影する方法

観測する方角と場所

獅子座を中心として流星が出現

獅子座の放射点から流星は飛んでくる

しし座流星群はその名の通り「獅子座」の方から流星(流れ星)が流れてきます。

獅子座
(出典:star-angel.org

しし座流星群のような「流星群」はある1点から放射状に流星が出現します。

シャワーからお湯を出すとシャワーヘッドから放射状に水が飛び出します。同じように流星群ではある1点から流星が放射状に飛び出します。この「1点」のことを輻射点(ふくしゃてん)や放射点(ほうしゃてん)と言います。

その放射点が「星座の獅子座」部分にあります。だから「しし座流星群」と言うのです。(下の画像では放射点を「輻射点」と表現しています。)

獅子座と放射点
(出典:しし座(しし座流星群 2014)

上記の画像は2014年11月18日午前4時頃、東京で獅子座のある方角です。つまり「東」になります。

空全体を見る

寝っ転がって見るのが理想

獅子座はしいて言えば東の方角にあります。ただし、流星は「いつどこに出現するか”わからない”」です。放射点からトコロテンのように途切れることなく流星が現れるのではありません。放射点から離れた場所にポッ、ポッと、ランダムに出現します。ですから獅子座の放射点だけをジーっと見つめていると流星を見逃してしまいます。

じゃあ、どこを見ていれば良いの?

ということになりますが、答えは「空全体」になります。寝っ転がりながら空全体を眺めていると、ポッ、ポッと不規則に現れる流星を発見できることでしょう。

また後ほど詳しく解説しますが、写真撮影するとなると「ある程度当たりをつけてカメラを構えて置く必要があります。」

星がよく見える「暗い場所」を選ぶ

都市部から離れた山陰などがオススメの観測ポイント

今回は月が「下弦の月」という半月の状態です。ですから「月明かり」があります。つまり月の光に邪魔されて観測しにくくなる場合があります。そのため、月明かりに邪魔されないような暗い場所を選ぶことをオススメします。

また、市街地なども明るいですから、市街地とは反対の方角で観測すると良いでしょう。

見頃の時間帯

見頃の時間帯は?

今回のしし座流星群の「見頃の時間帯」は「しし座流星群(11月)」によると、次の2つです。

  • (第一候補)11月18日0時頃~18日明け方(日本時)
  • (第二候補)11月19日夜半~夜明けまたは17日夜半~夜明け

上記の時間帯に観測すると流星が見られる可能性が高くなると思われます。

写真撮影する方法

しし座流星群を写真撮影する方法

観測するからには「写真に収めたい」という場合もあると思います。そこで今回は「デジタル一眼レフカメラでしし座流星群を観測する方法」を紹介します。

用意するものは次の3つです。

  • デジタル一眼レフカメラ
  • 解放F値の明るい「広角レンズ」
  • 三脚

気に入った風景に向けてカメラを固定し、撮影すると良いと思います。

また、獅子座の放射点を中心に据えて撮影することも可能ですが、それだと流星の見かけ上の長さが短くなりがちになります。それを防ぐために放射点を中心から外すとい良いかもしれません。が、いつどこに流星が現れるか誰にもわからないので、どのような写真が出来上がるかは「撮ってみなければわからない」です。

これらを考えた上で、自分なりの構図で撮影してみると良いと思います。

撮影ステップ

次から撮影の具体的な手順を紹介します。

(「流星の撮影方法 | 天体写真の世界」を参考にさせていただきました。)

  1. 解放F値の明るい「広角レンズ」をカメラに装着
  2. 撮影したい方角を決め、三脚を設置してカメラを固定する
  3. 撮影モードを「マニュアル」に設定
  4. ISO感度を上げる
  5. 絞りを開ける
  6. シャッター速度30秒で試し撮りする
  7. 適正露出になるようにシャッター速度を調整する
  8. 本番撮影に臨む
1.解放F値の明るい「広角レンズ」をカメラに装着

解放F値の明るい「広角レンズ」を用意していると思いますので、それおデジタル一眼レフカメラに装着してください。

2.撮影したい方角を決め、三脚を設置してカメラを固定する

「月明かり」「市街地」などの明るい場所を”避けて”撮影したい方角を決めて下さい。

放射点がある獅子座は主に東の方角にありますが、流星はいつどこに出現するかわからないので、写真に入れたい風景を決めてその方角にカメラを向けると良いのではと、思います。

撮影したい方角が決まったら三脚を設置して、カメラを固定してください。

3.撮影モードを「マニュアル」に設定

カメラの電源を入れ、撮影モードを「マニュアル」か「バルブ」に設定します。

4.ISO感度を上げる

暗い場所でも撮影できるようにISO感度を上げます。参考にさせて抱いたサイトでは「ISO3200を基本とする」とあります。

5.絞りを開ける

同じように、暗い場所でも撮影できるように、絞りを開けます。具体的には開放絞り(F値が最も小さくなるように)にします。

6.シャッター速度30秒で試し撮りする

次はシャッター速度を「30秒」に設定して試し撮りをします。今の設定でどのような写真が撮れるのかをあらかじめチェックします。

7.適正露出になるようにシャッター速度を調整する

試し撮りした画像が暗過ぎたらシャッター速度を伸ばします(30秒を45秒などに)。逆に明るかったらシャッター速度を短くします(30秒を15秒などに)。

このようにして、適正露出になるまで試し撮りを繰り返します。

8.本番撮影に臨む

満足な写真が撮れるようになったら、いよいよ本番撮影に望んで下さい。「流星を観測できるであろう時間帯」よりも前に、ここまでを済ませて置いて下さい。

まとめ

まとめ

まとめると次のようになります。

  • 見るなら「空全体」を見る
  • 撮影は”ある程度あたりを付けて”撮影する
  • 見頃の時間帯は「18日0時~明け方。19日夜半~夜明け。17日夜半~夜明け」
  • 撮影するならデジタル一眼レフカメラで広角レンズを用意し、露出を多めにする
壊滅的な被害を受けています

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